nichi-nichi-kaの平屋バージョン、nichi-nichi-ka Flat-(ニチニチカ フラット)を始めました。
自然素材を使った高性能な家をリーズナブルな価格でご提供するために生まれたガイドライン付き注文住宅「nichi-nichi-ka」、新たなバリエーションを2つラインナップします。
その一つは、ご要望の多かった平屋バージョン。nichi-nichi-ka Flat-(ニチニチカ フラット)
2階建てのnichi-nichi-kaと同様にLO-CO ver.とNatural ver.があります。
平屋のメリットは以下のような点が挙げられ、今の住宅に求めらる要素が多々あり、人気の理由もわかります。
・生活動線がシンプルで暮らしやすい。
・バリアフリーで将来も安心
・耐震性が上がる
・家族間のコミュニケーションを取りやすい
一方 平屋のデメリットは以下のような点があります。
・敷地の面積が広く必要
・同規模の床面積の家を建てる場合、コストが高くなる
フルオーダーの住宅で贅沢な平屋となると手が届かないとう方も、2階建バージョンよりは200万円程度高くなりますが、nichi-nichi-kaの平屋バージョンがあれば手が届くかもしれません。
平屋バージョンのポイントは登り梁構造
社員の友人宅ということもあり、すでに試験的に運用を始めていて、先日記念すべき1棟目が上棟を迎えました。こちらはNatural ver. です。
平屋のNatural ver.では2階建て仕様とは異なり、屋根の小屋組みにLO-COver.と同じ登り梁構造を使用しています。これは勾配天井を採用したり、ロフトを作ったり、平屋のメリットを最大限に活かすことができるからです。
簡単に登り梁を使う構造的メリットをまとめます。
斜めにかけた梁: 登り梁は屋根と同じ傾斜で斜めに配置され、天井を高くすることができます。
スッキリとした構造: 一般的な和小屋組みとは異なり、水平の梁・桁、火打ち梁、母屋を設けずに斜めに梁を直接かけることができ、屋根周りの空間がすっりきりとします。
力の流れが明快: 登り梁を用いることで、力の流れが明確で美しい構造を実現できます
間取りの自由度が上がる: 耐力壁を外周部に配置し、内部の耐力壁や構造柱を最小限に減らすことができ、間取りを自由度が上がります。
Natural ver.
Natural ver.では、登り梁構造の開放的な勾配天井を活かしつつも、天井はクロスや板張りで仕上げをします。あまり認知されていませんが、Natural ver.には「ホワイト」「ウォーム」「シック」と3つのテイストがあり、好みに合わせてアレンジができます。テイストごとに変えられない決まりがあるわけではありませんが、好みのテイストに近いところからスタートすることで、スムーズに自分にぴったりと合う住宅にたどりつけます。1棟目のお宅は「ホワイト」ベースのモダンな設計です。「ウォーム」ベースで勾配天井を板張りにするとテイストはかなり異なるものになります。LO-CO ver.とも違った上品な木の家になります。
LO-CO ver.
LO-CO ver.では、その登り梁がそのまま室内に見えてくるので、構造的な力強さや美しさをそのまま楽しむことができます。いままでもLO-CO ver.の勾配の登り梁+スギムク板の天井が好きで、2階リビングを選ばれた方も多くいます。敷地の広さにもよりますが、平屋で実現できればさらに庭とのつながりも得られ、とても贅沢な空間になるでしょう。
LO-CO ver.の計画も現在進んでいます。
プライス
価格の目安としては、総2階のnichi-nichi-kaから同じ床面積で200万円程度のアップとなります。概算で延床26坪(6.5X4間)(約86㎡)、Natural ver.で2850~2900万円程度。LO-CO ver.の場合は天井工事がなくなるので、70~80万程度安くなります。(外構工事やカーテンなどの別途工事は含みません。)nichi-nichi-kaでは大きさにより一律の設定になっている基本価格と、壁・室内建具・窓、造作家具など邸別に異なるオプション工事の合計となりますので、基本価格は同じでも見積金額に大きく差がでてくることもあります。また、建築地が準防火地域であれば、80~100万円程度対応費用にかかるなど、条件により異なる部分がありますので、詳細な内容は個別にご相談ください。
1棟目のお宅の構造見学会が9月8日(日)藤沢市鵠沼エリアで予定されています。ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。
1時間ごとに区切った予約制となりますので、ご希望の時間を記載の上、お申し込みください。