「nichi-nichi-ka」は、「日日是好日(にちにちこれこうじつ)」にちなんでいます。
毎日すべてが素晴らしい日ばかりではなく、良い日、悪い日いろいろあります。
でも、どんな時も自分らしく過ごせれば「好日」。
そんな「nichi-nichi」を家族が積み重ねることで、
自分たちにとって本当に心地よい暮らしを見つけ、育てることができるでしょう。
「nichi-nichi-ka」は、そんな暮らしをサポートする住まいです。
最高のエコハウスとは、快適で健康、安全に、少ないエネルギーで長く住み継がれる住まいと言えるでしょう。
30年程度で建て替える従来の方法は、環境や経済に大きな負担をかけます。
長持ちするための技術的な課題を解決することは当然ですが、一番大切なのは住まいへの愛着だと考えています。
愛着を育むためには、ただ住むだけでなく、住まい造りや暮らしに積極的に関わり、楽しさを実感できるクリエイティブな場所であることが必要だと思います。
住まいともっと仲良くなりましょう。
大切にしたいのは、「自分らしさ」と「家族らしさ」。
nichi-nichi-kaが目指すのは、内側からあふれる「らしさ」です。
ファッションで例えると、高価なブランドで着飾るのではなく、リーズナブルでもその人らしい着こなしが素敵に感じられるようなもの。
少しずつ自分が何を好きでどうしたいかを考え、家族と話すことで、本当の「らしさ」が見つかるでしょう。そうすれば、心からの楽しさと素敵な暮らしを実現できるはずです。
アフターコロナの住まい造りは、「5つの言葉」を大切に、自分らしい暮らしを求めましょう。
用に備えて(きちんと、または美しく)設け整える。
整え、飾りつける。
一輪の花で、暮しは豊かになります。大切なのは、そこに込めた思いです。自分たちが心地よいように整えていくことも大切です。日々の暮らしの中で積み重ねるしつらえが、自分らしさを育てます。
移り変わること。
「光の移ろい」「四季の移ろい」
日の入り方や色合い、自然の風の流れを感じる暮らし。
季節や時間の変化を五感を使って日々感じながら、自分らしい過ごし方を見つけましょう。
一瞬するどく光る。きらめく。
考えや思いが瞬間的に思い浮かぶ。
ここはこうしてみたらもっと素敵になるかな、もっと使い易くなるかな、日々の暮らしの中で見つけるひらめきは、自分らしさの源です。
何となく感じられる様子。
けわい。
例えば、吹抜けごしにお互いの気配を感じられる。
いつも一緒でなくてもいいけれど、家族の気配を感じて、一つ屋根の下で暮らすことの喜びを味わってください。
破れたり、壊れたりしたところを直す。
整えよそおう。
古くなったり故障したらすぐに新しいものに変えるのではなく、自分で直して使い続けるという選択肢も。
大好きなものを大切にすることの積み重ねは、日々のくらしを大好きなものに。